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【個人的】僕が最近好きなビジネス本 『7つの習慣』

【個人的】僕が好きなビジネス本 『7つの習慣』

フランクリン・R・コヴィーの『7つの習慣』

フランリン・R・コヴィーの7つの習慣です
成功者たちの共通点を観察し、その原則を『7つの習慣』としてまとめたものです。

『7つの習慣』関連は、書籍、手帳、専門店や講習など色々と出ていると思います。
実は僕、2回ほど講習を受講しています(笑)
(結構この手の自己啓発好きなんですよね。)

手帳は今でも毎年中身を買って使っています。
(PCの時代になってずいぶんと変わりましたが)

『Win・Win』という言葉も今では当たり前の様に出る言葉ですが、
7つの習慣から出た言葉だと僕は思っております。

数々の方々がこの本の影響を公言していることから分かるように、
かなり実践的・現実的に成功の方法、リーダーシップについて書かれております。
定期的に読み返したい本の一冊です。

7つの習慣は僕の解釈では

7つの習慣は単なるテクニック本では無い… ある意味人格主義!?

成功するためのテクニックが学べるかと思いきや、大切なのは誠実差とか人格だよというふうな事に…

人格を磨かなくては真の成功は得られないと説いております。

そうして誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐・勤勉・質素・節制・黄金律などの、人間の内面にある人格的なものを重視する立場を表明するのです。

ビジネスの世界で「最後は人」というような言葉を良く聞きますが。

2つの商品を悩んだが、最後に営業の人柄に魅せられるというケースに当てはまると思います。

これはほんの一例ですが、「真の成功はこうした人格を磨くことによって引き寄せることができる」と著者は説いています。

3つの基本原則

◦パラダイム
◦パラダイムシフト
◦インサイド・アウト

◦パラダイム

パラダイムとは、私たちが物事をみるときの見方、感じ方のことです。

人間は色眼鏡で世界を見ているという言葉がありますが、その言葉通で、
私たちは過去の経験(思い込み)、体験から現在の世界を見ています。

例えば、コップに入った水を見たときにはパラダイムによって以下のように人それぞれ感じることでしょう?

・水道水なのかな?ミネラルウォーターなのかな?
・喉が渇いたから飲みたいなぁ
・最近、水の値段が高騰してるからなぁ

このように、同じコップに入った水を見ているのにもかかわらず、私たちの行動は変化します。

これがパラダイムという考え方です。

◦パラダイムシフト

私たち人間の考え方はパラダイムによって支配されているこをでしょう。

そのため、私たちが行動を変容させようとする際は、単純に「行動を変えよう」とするのではなく、
その前提となるパラダイムを変化させる必要があります。

これを本書では「パラダイムシフト」と表現しています。

スティーブン・R・コヴィー氏の説く「7つの習慣」とは、自身のパラダイムを7つの原則に寄せることで、結果として行動が変わるという内容になっています。

◦インサイド・アウト

7つの習慣を読んで行くと重要な概念があります。
それが「インサイド・アウト」です。一言で言ってしまえば、「自分が変わらなければ周囲も変化しない」という考え方です。

例えば自分が仕事で上手くいかないのを会社のせいにしたり、上司の責任にしてしまったりする経験はありませんか?

このように自分の失敗などを他人のせいにするのは簡単ですが、フランリン・R・コヴィーから言わせれば「真の成長のチャンス」を逃していると言うのです。

真の問題は自分の中に存在する。これこそがインサイド・アウトの本質であり、
そこから自分自身の成長の機会を掴み取ることによって、周りを変えて真の成功へと繋がっていくと言うもでのす。

7つの習慣とは

パラダイムと原則
私的成功(第1~第3の習慣)
公的成功(第4~第6の習慣)
最新再生(第7の習慣)     から成り立っております

◦パラダイムと原則

3つの基本原則(◦パラダイム◦パラダイムシフト◦インサイド・アウト)
上記でちょっと説明してますが…

◦私的成功(第1~第3の習慣)

・第一の習慣・主体的である

主体的であるということは、「今の自分の人生は自分の選択の結果だ」と考え、「それゆえにこれからの人生も自分で選択していくことができる」という事です。

・第二の習慣・終わりを思い描くことから始める

「終わりをイメージ」しておくことはとても重要です。なぜなら「終わりをイメージ」しておくことによって、「最終的に自分がどこに辿り着きたいか」が自ずと見えてくるからです。よくイチローの小学生の時の作文とかを出す例がそれに当たると思います

・第三の習慣・最優先事項を優先する

「成功者たちはどんなことをしているか?」というものがあります。
その中で「成功者たちは、成功していない者たちが嫌がることを実行に移す習慣を身につけている」と言います。

その中での実践方法。まず物事を「重要度が高い」「重要度が低い」「緊急度が高い」「緊急度が低い」にそれぞれ分けます。

優先順位のなのですが、当然「重要度が高い」・「緊急度が高い」は優先順位が高いことになります、しかし、

「重要度が低い」・「緊急度が低い」をやらなくて良い訳でも無いと思います。

成功者たちは、目的意識のために自分を服従させるので、他の人がやりたがらないことを積極的に継続しているがポイントかもしれません。

◦公的成功(第4~第6の習慣)

・第四の習慣・Win-Winを考える

Win-Winを成り立たせるためには、以下の5つの柱が必要と説明されています。

①人格
②人間関係
③協定
④システム
⑤プロセス

上記に5つの柱です。

『人格』については、私的成功の習慣で人格を磨くことによって身につく。
『人間関係』は相手の信頼を積み重ねることが重要です。『協定』は相互に期待することを明確にするというコミュニケーションを含んだもの。
人間関係における6つのパラダイムは・Win-Win・Win-Lose・Lose-Win・Lose-Lose・Win・Win-WinまたはNo Dealの6つに
互いにWin-Winとなる合意を形成できないなら、お互いのために「合意をしないという合意」をすることも必要にもなります。
『システム』はWin-Winの行動が評価されるようなシステムを理解し作っておくこと。
『プロセス』については、後の習慣が関係してきます。

・第五の習慣・まず理解に徹し、そして理解される

ビジネスにおいて必須の能力、「聞く力」から始まります。

「まず理解に徹し、そして理解される」というもの。

「Win-Winを成り立たせるために相互理解が重要になきます」、とくに「傾聴する」という部分を深掘りしていきます。

「傾聴」において大事になってくるのは、まず相手の言葉を繰り返すことです。

自分の立場になって話すのではなく、まずは相手の側の立場に立って、共感するようにして相手の話を聞くものです。

そこから相手の言葉を自分の言葉に置き換えます。それから「相手の気持ちを言葉に」言い換えます。

最後にそれら二つを組み合わせて、「相手の言葉を自分の言葉に置き換えると同時に、相手の気持ちを言葉にする」という作業をし。

聞く力のない人はどうしても的外れなアドバイスをしがちです、のでまず「傾聴する」ことから初めてましょう。

とにかく相手の話を聞き、相手の立場になって物事を考え、相手を理解することに努めようというのがこの習慣に。

・第六の習慣・シナジーを創り出す

第6の習慣である「シナジーをつくりだす」

「シナジーは人生において最も崇高な活動である」と述べています。シナジーとは要するに「1+1を2よりも大きくする」ことです。

シナジーが成立するために重要なことは、

①高い信頼残高
②Win-Winを考える姿勢
③まず相手を理解しようとする努力

これらを組み合わせることによってシナジーが発生すると説いています。

「自立」した個人が、相手を尊重し、互いの違いを受け入れることがシナジーへの第一歩です。
特に重要なのが「自立」していることであって、「自立」しているからこそ相手を尊重することができるというものです。

◦最新再生(第7の習慣)

・第七の習慣・刃を研ぐ

「真の成功」を引き寄せる最後のピースが、この「刃を研ぐ」という習慣です。
これを繰り返していくことによって、「あなた自身」が磨き抜かれていき、他の6つの習慣を達成するのに役立ちます。

「刃を研ぐ」ということにおいては、4つの視点を重視しています。

肉体的側面
(自分の健康に気を配った食事をし、十分な休養を取り、適度に運動をする習慣をつける)
精神的側面
(自分の価値観を守るために「刃を研ぐ」。これは完全に人によって違う方法を取ることになります。人によっては簡単に新聞を読み事かもしれませんし、プールで泳ぐ事かもしれません。)
知的側面
(継続的に学ぶ姿勢をやめないということ。読書の習慣を作り、常に学ぶという環境に身を置くことによって、知的側面を磨いていく)
社会・情緒的側面
(普段からやっていることの延長線上なので、そこまで時間はかからないものの、ある程度の訓練は必要となる。しっかりと人と関わっていき、コミュニケーションを怠らない)

これですべての習慣のご紹介です。最後にもう一度だけ、大切なサイクルを書いておきます。

私的成功の習慣によって「自立」をし、公的成功の習慣によって「相互依存」を作り出し、それらのために再新再生の習慣によって自分を磨いていく。

これらをすべて実践することによって、「真の成功」を引き寄せることができるかもしれません。すべては行動次第と言うことです。

僕的には結構内容の濃い本だと思います。
定期的に繰り返して読む本だと思っております。
最近はマンガにもなっているので、入門としてはお勧めかもしれません。

※電子書籍

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