・採用計画について
新型インフルエンザの影響でどこの企業も求人・採用を見直していると思いますが、
どこの会社も採用計画ってあるんですよ。(残念なことに、現在の企業のほとんどが採用の下方修正をしていると思いますが。)
会社等によって考え方は違いますが、人材の確保(採用)は重要な戦略の1つであると私は思っております。
企業の職も大きく分けて6つ位に分かれます。
結構聞いたこと有ると思いますが、意外と知られてないので、とりあえず書いてみますね。
①:総合職
長期的な視野で育成する社員で、異動(転勤・職種変更)及び管理職候補生への育成を考えた社員である。
②:一般職
補助的な業務に従事し、限定された分野の業務で、転居の伴う異動が無い社員等で。
総合職と区別される為に使われる場合が多い。
③:専門職
特定の分野において専門的な知識や経験、熟練を有して、職種の変更を想定しない職である。
④:事務職
文字通りの職ですが、一般職と似ている場合も会社によってあります。
⑤:技術職
技術系の社員、最近はIT等で使われる場合が多いです。
⑥:技能職
工場等の定型業務に付く社員を言う場合が多いです。(ブルーカラーと言われることも多いです。)
って感じに人事的には分類されております。
話しを戻しますね。
企業的には
❶無期雇用社員(正規社員であり定年までの雇用社員であり・会社の支払い金額が有期雇用社員より高くなる)、
❷有期雇用社員(文字通リ非正規雇用と言われ、契約社員・パートタイマー・アルバイトで低賃金の雇用ができ、契約期間満了(基本契約は1年以内再契約可能)で問題無く解雇が…)に分かれます。
❸雇用に関係のないのが派遣社員になります。
当然、企業は目先の利益を考えてしまい、❷の有期雇用社員に目をとらわれがちになってしまう場合があります。が、きちんと管理部門が先を計算して動いてる会社も数多くあります。(優秀な会社程苦しい時に『人』を考えてくれると会社だと僕は思っております)
人材の流れ(出・入) ≈ 採用計画準備になります(※≈=おおよそ等しい)
①・売上や時間等を元に年間(各月)の必要人数や人件費等を算出します。(各部署ごとに)
②・出店や異動・退職者(例年の新規採用者の離職率や定年等も含めて)年間の不足人数の算出。
③・②を割り振って年間の予算と照らし合わせて年間採用プランを立てます。
求人は基本入社の数か月(2~6か月)前から動き始めます。想定外の場合で急募が発生します。
④・採用実務(応募の開始→選考管理→不採用者への対応→選考方法(適性検査・筆記試験・面接など)→内定通知 ~~
の順番で、採用実務が行われます。
全部ひっくるめて人事の採用計画と言われております。
今の現状を考えると
新型インフルエンザの時期でほとんどの人が大変ですが、少しだけ永い目でみた方が良い時期です、転職を考えてる方も求職の方も焦らないでくださいね。
企業には必ず人が必要なのですし、数年前も震災等で同じ様な事が起きてしまいました。
次期によって浮き沈みはあります、長期戦になりますが、
止まない雨はありません、みんなで(会社も)少しずつ我慢をしましょう。
必ず好転します。